2009年11月16日月曜日

『百年の絶唱』を聴いたか?

どうも、貝割職人#1ぽこです。

久々のブログです。

ラジオ始まらずすみません。
もう少し待っててくださいね。
しばらくラジオブログでお楽しみください。

美学校は課題が多く、なんだかてんやわんやです。
課題に振り回されることなく
お仕事もしないとね。

今度、高円寺の馬橋映画祭(11/28、29)に
『トルソー』が上映されます。

馬橋映画祭は、今年で5年目の映画祭です。
地域交流のために始まった映画祭です。
どなたでも参加できます。
お気軽においでくださいませ。

『トルソー』は、初めての課題で撮った短編映画です。

美学校内では、「よかったですよ。」
と、いろんな方に声をかけていただくきっかけになった作品です。

私自身は、何をどう評価されているのか?
よくわかっていません。

この前、『百年の絶唱』を観た後に、
雑誌「映画芸術」の春日さんにお会いして、そのことを話したら

「いいことなんじゃないですか?」

とのこと。

いいこととして受け止め、次の作品に向けてがんばります。

上映時間やプログラムなどはコチラで
どうぞ。

http://mmf2008.jugem.jp/

★★★

お店は、

ぼちぼち音楽イベントやら、映画の撮影でエカイエも
いろいろな人が訪れるようになりました。

この前、
友人が「大人計画」に入ったばかりなので
お祝いにかけつけました。

松尾スズキさんの新作『サッちゃんの明日』
の楽屋口に野菜を届けてまいりました。

役者さんは身体が大事ですからね。
おいしい野菜を食べて、いい舞台に立ってほしいと願います。

★★★

エカイエでは、
12月にeliさんの唄のワークショップがあります。
27日と忙しい時期ですが、年忘れに大きな声で
歌いにきてくださいね。

譜面がよめなくてもいいです。
歩いたり、はねたり、大きな声で歌う。
eliさんのワークショップは楽しいですよ。

eliさんといえば、

http://eli-jazz.com/


★★★

先週末は、新宿シネマアートにてオールのイベントがあり、
いってきました。

こちらは、友人であります平山隼人さんが音楽監督した『土竜の祭』も上映されるし
なんといっても井土紀州監督の『百年の絶唱』の上映があり、

それらを観たかった。
予想外に同時上映の『犀の角』よかったです。

20代、30代、40代と紀州監督の作品を観て、そうかあーとなぜか納得しています。

紀州監督の一途さが伝わる『百年の絶唱』
今、書いているシナリオはぶっとびました。

世の中の、どうにもならない怒りやいらだち、
もう、そういった言葉ですら追いつかない絶叫がそこにあり、
阿佐ヶ谷で二人手をつないで歩く紀州監督の一途さも垣間みれて

紀州監督には、おもいっきりメンズな映画を撮って頂きたいなあと
勝手ながら思いました。

雑誌「現代思想」の中で、かつて柄谷行人は
「10年後、9割の貧困層と1割の富裕層になるだろう。」
と、予想していました。

その仮説が今に置き換えられるとしたら、
私は確実に貧困層であり、その立場から
私なりの絶唱をシナリオにしたいと思いました。

一緒に観いったC組高橋洋組の面々やA、B組の志高い彼らはどう思ったのだろう。

上映後、
紀州監督に挨拶し、感想を直接伝えられたのはよかった。
花咲さんのおかげですね。

花咲さんとは、映画『ラザロ』の音楽を担当され、
映画『行旅死亡人』でも、歌を提供されている方です。

そうして、なぜか流れで花咲さん。
『ラザロ』の脚本のEさん。
「映画芸術」の編集のKさん。

と、朝5時すぎから呑みがスタート。
いつのまにか、13期の面々は帰っており、
電車に乗ったのは太陽が空にのびて、時計の針は10時すぎていたと記憶しています。

もっぱら映画の話が酒の肴でしたが、
私の映画的人生?な話もネタにあがっていました。

フェリーニの言葉を借りれば、

「映画には、すべての思い出をつぎ込みます。
私は、誤解と矛盾の塊であり続けたいのです。」

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